秋の病害虫対策——カイガラムシ・チャドクガから庭木を守る方法
こんにちは、椎乃庭です。
猛暑が落ち着き、朝夕には心地よい秋風を感じられるようになってきましたね。
庭木にとっても過ごしやすい季節ですが、実はこの秋こそ、害虫たちが活発に動き出す注意すべき時期でもあります。
大切な庭木を元気に保ち、ご家族が安心してガーデニングを楽しむために、今回は秋に発生しやすい「カイガラムシ」と「チャドクガ」の対策について、やさしく分かりやすく解説します。-
1. 白い貝殻やロウに包まれた「カイガラムシ」
カイガラムシは、樹木の枝や葉の裏に固まって付着し、ページの水分や栄養を吸い取ってしまう虫です。放置すると木が弱ってしまうだけでなく、害虫の排泄物から「スス病」という葉が黒くなる病気を引き起こすこともあります。
【特徴と見つけ方】
・枝や葉に「白いブツブツ」や「小さなかたまり」がついていたら要注意です。
・体が硬い殻やロウ状の物質で覆われているため、成長すると薬剤が効きにくくなる特徴があります。
【対策と手入れの方法】
・幼虫のうちに対処する:秋口の幼虫の時期(まだ体が柔らかい頃)であれば、市販のやさしい殺虫スプレーなどで退治できます。
・ヘラやブラシで削り落とす:すでに固い殻で覆われている場合は、使い古した歯ブラシや竹ヘラを使い、樹皮を傷つけないよう優しくこすり落とすのが効果的です。
2. 刺されると大変!椿やサザンカにつく「チャドクガ」
秋(9月〜10月頃)は、チャドクガの幼虫(毛虫)が再び発生する時期です。特にツバキ科の植物(サザンカ、ツバキ、サザンカなど)を好みます。
【注意すべきポイント】
・チャドクガの最大の警戒ポイントは、体表にある「毒針毛(どくしんもう)」です。
・直接触れなくても、風で飛んだ毛が肌につくだけで強いかゆみや赤み、かぶれを引き起こします。死骸や抜け殻にも毒が残るため、素手で触るのは厳禁です。
【対策と手入れの方法】
・葉の裏をチェックする:枝ごと葉を観察し、小さいうちにまとまっている段階で見つけ出すのがポイントです。
・葉ごと切り取って処分する:見つけたら長袖・手袋・マスクを着用し、虫がついている枝や葉を静かに剪定し、ポリ袋に入れて密閉して処分しましょう。無理に叩き落とすと毒針毛が舞うため注意が必要です。
3.日頃の「剪定」が一番の予防策
これらの害虫を防ぐために最も効果的なのは、お庭の風通しと日当たりを良くすることです。
枝が混み合って風が通りにくくなると、湿気がこもり、カイガラムシやチャドクガにとって居心地の良い環境になってしまいます。
定期的に不要な枝を間引き、光と風がしっかり届く剪定をしてあげることで、病害虫の予防につながります。
秋は庭木のメンテナンスに絶好のシーズンです。
「虫がついてしまってどう対処すればいいか分からない」「高所の枝剪定や害虫対策をプロに任せたい」など、お庭に関する疑問や不安がございましたら、いつでも椎乃庭までお気軽にご相談ください。







