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雨の日の造園仕事

今日は雨、関東では梅雨時から真夏を思わせるかの様な気候が続き久々のまとまった雨となりました。

今日は雨が上がるまで軽作業、以前作った枝折戸の周りの垣根作成の追加注文の準備を行います。

今回作成する垣根は木賊垣、以前作成したシンプルな門扉に合わせてシンプルな垣根で合わせます。

造るものが決まれば次は材料の調達、製材された丸太を2本、本当は自然木の丸太を調達したかったのですが現在は林業の衰退等を理由として間伐をする人が減り注文予約無しでの調達は難しいらしい。

せっかく与えられた時間、既製品をそのまま使うのでは無くひと手間掛ける。

古くからある手斧(ちょうな)という道具を使います。

古く平安時代には手斧始めという言葉があり正月明けの大工さんのはじめの作業がこの手斧を使った製材だったとか。

どうやっても凹凸ができそれに合わせて木目の強弱が出来る一見原始的ともいえる様な製材技術は中々他の道具を使っては出せない味のある仕上がりに見えます。

そんなこんなで8角形の柱の完成です。

明日からの垣根作成が楽しみです。

 

 

 

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