作業療法士が活動制限?!
みなさん、こんにちは。
寒い日々が続いています。インフルエンザも流行中。当社長のように、新年早々しばらくの休暇に入られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?私も、まさかの乳腺炎でダウンでした。
しかし、社長の怪我により、作業療法士の私の腕がなるわけであります。そうです。作業療法士になる前に大学の先生から念を押されて教え込まれたことですが、「作業療法士は、人の怪我や病気、不運なことで、お金を得る仕事なのだから、気をひきしめるように」と。実際には、患者さんから感謝されることが多い仕事ですが、おごらず謙虚にいたいものです。
さて、久しぶりの作業療法(実際には医師の指示を受けていないので、ダメですが身内ならでは)を行おうとして評価し始め、感じたことですが、いかんせん、椎の庭便りであったように、本人は「軽傷」というくらい、怪我をものともしない考え方の対象者ですので、「怪我人」でありながらも、活動的であります。いかに、作業療法士自身が、リスクがあるからと対象者へ活動制限を強いてきていたかと今までの反省をするくらいでした。
やはり、作業療法は対象者の「活動・参加」を評価して、作業療法士自身のものさしだけではからないようにしなければなりませんね。
わかりにくい表現かもしれませんが、赤ちゃんに例えれば、お水をこぼすからといってコップを持たせないのではなく、どうしてこぼすのか、ただ遊んでいる興味の対象物と捉えているのか、まだうまく持てない機能的な問題かなどを評価して、どうしたら、こぼさないように飲めるのかを一緒に考えて、練習をしていくといったことでしょうか?
実際には、見事にひっくりかえされ、自分から椅子から床までビチョビチョにされましたので、忍耐。忍耐につぐ、忍耐。笑
作業療法として考えれば、評価にはじまり評価に終わるので、冷静にみれて、評価ができるのですが、我が家の子怪獣となると、やはり忍耐につぐ忍耐。親は、こうやって成長させられるわけですね。親になり親の偉大さがわかるものです。さぁ、我が家でも作業療法開始です!
お休みされているみなさま、どうぞ、お大事に。
2018年1月26日 みぃのママちゃんより