土地の気候風土を知る。
紅葉が綺麗な季節かと思えば雪が降ったり。冬と秋、季節の変わり目に訪れた福島。
仕事の合間に近場の観光に訪れます。
今回訪れたのはさざえ堂。
このさざえ堂を知ったきっかけは以前群馬出張の際、群馬にあるさざえ堂を訪れようとしたのがきっかけで福島のさざえ堂にいつか行きたいと兄弟子達と話していたのがきっかけなのですが、まさかこのタイミングでこんなにも早く実現されるとは思いもよらない訪問となりました。
さざえ堂は、江戸時代後期の東北から関東に見られた特異な建築様式の仏堂で道内は螺旋構造の回廊となっており順路に沿って三十三観音や百観音等が配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっています。
ここ飯森山の中腹に位置するさざえ堂は入り口から出口まで同じ所を通らない特異的な構造となっており私自身建築知識があるわけではありませんが必要最低限の飾らない機能美の美しさに魅力を感じるものばかりでした。
普段訪れる事の無い地域での束の間の休息はその土地の風土や地域性も知る事が出来ます。
仕事の合間のちょっとした時間ではありましたが、また訪れるであろうこの土地の見え方も変わった様に思えました。