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庭造りの歴史。

関東でも久方ぶりの大雪。

私の暮らす千葉でも雪が降り積もり普段と違う景色を眺める事がなんだか心落ち着くような、沸き立つような、不安なような。

その後の生活や仕事等を忘れどこまで積もるのか?降り積もる雪を眺め自然が創り出す芸術をしばし眺める。

静寂の夜に積もる雪の音や景色、白い世界が造る空気感は今一瞬の物。

身近に自然の無くなった現代において自然を感じられる、いや自然の姿に戻される一瞬でもあった様な気がします。

「地・水・火・風・空」我々日本人が神様と信仰してきた自然の五大要素。

かつて神職が庭造りを行っていた時代、名園と呼ばれる所ではこの自然の五大要素を表現してきた。

時代により材料を変え資源を変え表現されてきた自然。

時に美しく穏やかで、時に牙をむき傷つけるものだからこそ怖さをもって付き合っていかなければならない。

自然感を表現する職業であるからこそ我々生活空間の中に入り込んでくる自然も活かしたい。

今回の降り積もった雪がそう感じさせてくれた気がします。

 

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