ほっと一息。一腹の醍醐味。
残す所今年も後わずか、まだまだ1年を振り返るには早い時期かもしれませんがふと目にする景色の変化に年の瀬を感じる時期となりました。
椎乃庭でも、おかげさまで庭木の管理に駆け巡る毎日を過ごしております。
慌ただしくもありますが庭木のお手入れの合間の休憩時間はホット一息。
庭の縁台で頂く一腹は自分の仕事を振り返る時間であると共に施主との会話も楽しい時間でもあります。
今回の庭先での一服のお茶菓子はこんにゃく。
なんでも手作りの物を好む施主による手作りこんにゃくを頂きながら興味津々こだわりのこんにゃく造りの現場に立ち会いました。
晩秋に収穫したこんにゃく玉。
始めて見るこんにゃく玉は、ここからこんにゃくになる事の想像がつかない形をしていますが、これを食用にまで加工した先人たちの食への追及心には感動を覚えます。
1玉からできるこんにゃくは2倍にも3倍にも膨らみます。
この時期しばらくの間食卓を飾る一品となるのでしょう。
手入れの後に頂いたこんにゃく玉。
これから春先の目出し前にこんにゃくの完成となるのか。
頃合いを見計らって私も挑戦してみたいと思います。