薬草茶で体の調子を整える。
ここ会津若松では、紅葉最盛期を迎え日に日に落ちて行く葉が寂しさを感じさせ始める時期が到来しました。
風が吹く度に舞う色づいた葉が一瞬の美しさを垣間見る事が出来る瞬間は最後の紅葉の楽しみの一つでもあります。
さて今回ここに訪れたのは造園工事の為です。
磐梯山や日頃千葉では見慣れない山々を見ながらの仕事は何となく気持ちの良い時間。
今週は1期工事、ここ会津では手に入らない材料の積み込みの為週末は現場を離れ千葉にいったん戻ります。
片道4時間中々単調な時間を過ごす為少し寄り道。
風向き等の影響により場所によっては千葉よりも放射線量の低いここ会津若松では山菜やきのこ、薬草等々様々な自然利用を今でも利用している地域でもあります。
今回宿泊している民宿では取れたてのキノコの汁物など、オーソドックスなナメコ~市場に出回っていないようなキノコまで様々な発見があります。
さて今回の寄り道は薬草についてです。
古き良き街並みの残る会津の市街地の片隅にある薬草を扱う薬局で植物を医療の薬として紹介している所でもあります。
店内写真許可を頂き色々興味深いものの撮影。
キハダという植物です。
関東ではあまり見られない植物ですがもはや利用する事すら考えもつかないような樹木の皮をこの様な形で薬として利用している事に驚きを感じました。
粉末の物から乾燥させてお茶として利用するものまで、様々な薬が置いてありますが私は出張中のおなかの調子が気になったのと慢性的な鼻づまりの解消を目的とした2種類のお茶を購入しました。
整腸作用を整える為に負担がかかってしまったと思われる肝機能改善のお茶も合わせて購入。
薬草では一つの特効薬ではなく体全体のバランスを改善して自分の免疫力を高めるものなのかなと感じました。
西洋医学で発達した特効薬とは違い予防、免疫力向上等どちらかというと漢方薬に考え方が似ているもので予防の要素の強いもののようです。
まだまだ聞き足りない事もあったのですがここから始まる長旅に向けて会津の地をいったん後にします。