自然環境の話。
久々の早起き、早朝の澄んだ空気感が心地の良い季節になってきました。
目指すは八ヶ岳、標高900mの現場です。
千葉の環境を離れ変わる景色を眺めながらの出張初日はこれから始まる仕事を忘れさせる様な光景ばかり、私の住む千葉よりも遥かに豊かな環境にほっと一息。
今回はアカマツ林の環境改善のお手伝い。
元々アカマツ林の下には多種多様な山野草が生ていた土地だったそうですが太陽光パネル設置の為の大規模なマツ林の伐採や除草剤散布等によって次第に周りの環境悪化が進行してしまった土地の改善です。
高木層、中木層、低木層、下草。
各階層の絶妙なバランスが崩れれば人が見て美しいと感じても長い目で環境は崩れる方向に進行していきます。
人が思うほど優しくは無い自然環境。
ちょっとした日当たりの環境であったり地形の変化で植生は大きく変わってしまいます。
解っている事なのですが一度崩れてしまう事で修復する事の大変さを改めて実感する様な現場でした。
環境を改善する為に色々な地域から集まった方々との再会、今宵は夜が長くなりそうです。