真鶴石による石積み工事。
石積み工事が始まりそろそろ1ヶ月が経ちます。
工事も終盤に差し掛かり、石積みも高くなるにつれて、現場の緊張感も高まってきました。
現代土木と違い、石積みの様な古代土木は、施工の難しさや、知識の体系化が難しく、いつしか現代土木の様なマニュアル化された土木様式にとって変わられる様になりました。
現在行っている出雲大社千葉総国講社の様な擁壁で、あえて石積みを用いたのは、長いスパンを見越しての強度を見越したうえで選択しています。
現代の環境の中で昔ながらの土木の力が100%発揮出来る環境ではないですが、少なくとも長い目で見た形に残る物、環境を残す仕事に携われた事や仲間の助けに感謝です。