日々の変化を楽しみながら。
サクラの花が落ち始めると共に枯れ木だった樹木達が次々と芽吹き始めました。
車での移動中車窓から見える淡い緑色と薄い桜のピンクが造る景色が、今関東では最も美しいと思える時期が過ぎると共にいっきに新緑の季節となりました。
今シーズン写真に収められない程一瞬とも思える様な日々の変化を車窓より眺めながら今回向かう先は茨城県鹿島市の現場です。
鹿島神宮に程近いこの地域には色々と縁があり修行時代を含めて今回で3件目の現場となります。
今回は兄弟子の仕事のお手伝いという事で一緒に同行、木柵造りのお手伝いをさせて貰っています。
今回使用する材料は杉の焼き板を使用しての木柵造り。
余程珍しいのかそれとも懐かしい為か、木柵を造っている最中にも道行く方の目に留まりお声をかけてくださる方もちらほら。
天然資材からプラスチック材に代わってしまった現代においてはやはり天然資材の持つ柔らかさは魅力的な材料といえます。
焼く事で防腐効果を高める。
やはり自然の特性を活かした物づくりは雰囲気が良い。