園路の導線の決め方。
人の歩いた後に道ができ、街ができる。
最初は小さな道も、通る人が多ければ、道は太くなり、徐々に便利なお店ができて、街になっていく。
移動手段が車や電車等になり足を使わなくなった現代においては、道が先で、人が道に合わせる様な導線になっている様に感じます。
しかし、人の行動というものは不思議なもので、直線の道であっても、視覚に入る気になるものや障害物、または人との接触を避ける為に曲線的に歩いています。
住宅におけるアプローチも使う人は限られたものですが、日々使うアプローチだからこそ曲線的に、また心の惹かれるポイントをこの歩く人の行動や心理から導線を決めています。