レイズドベッドの菜園造り!
今回の仕事はメンテナンスの大変な斜面地の有効利用。
庭の一部を利用して野菜等の栽培、収穫等を楽しみたいとの施主の希望により。
一般的に利用の難しいとされる傾斜地の高低差を上手く利用し、園芸療法等で利用されている腰を下ろさなくても作業が可能なレイズドベッドの菜園造りを行う事となりました。
今回の作業は竹によるレイズドベッドの作成。
竹の性質を活かして曲線での作成は有効活用スペースを広げると共に歩きやすい動線を確保するというのも一つの目的です。
今回の作業では造成、骨格作りまで!
細かい部分的な砂利敷きであったり菜園利用であったりは施主の楽しむ為の余地をとっておきます。
先ずはメインとなる造成(骨格作り)。
東京農業大学造園学科時代の同級生でもあり造園仲間でもある旧友の力を借りての造園工事は仕事も捗ります。
続いては竹の加工に入ります。
やはりこれだけ太い竹は加工も2人掛り。
良い時期に取った竹はやはり素材が美しく利用の創造性を掻き立てられます。
さていよいよ肉付け作業です。
杭を打つ間隔であったり位置であったりで仕上がりが決まってしまう重要な作業を乗り越えての作業はスムーズ。
最後はあっという間の完成となりました。
今回はここまで、骨格作りの仕事となりましたが、これから季節が変わり暖かくなる頃、菜園利用を楽しんで頂けるのが楽しみな庭となりました。