住宅にあった植栽バランス。
植栽の組み合わせや、樹種の組み合わせ方によって、その後の空間の管理のコストやメンテナンスの大変さが変わってくるのはもちろんなのですが、そもそも管理の事を考えず、その場の見た目や雰囲気の良い樹種の組み合わせで植栽を行ってしまっている方も多いかと思います。
しかし、住宅にあった樹木のスケール感も確かに大事なのですが、樹種による組み合わせや、成長の特徴を知って、植栽を行っていない場合、どんなに管理に時間やコストをかけたとしても、管理に追われるだけになってしまいかねません。
住宅にあったスケール感と庭にかけられる時間やコストによって提案は様々ですが、全体の植栽空間のバランスから植栽の計画をしていく事が、植物と人との共生を無理無く近づけていくポイントかもしれません。