7月へ向けて|真夏前に行っておきたい庭の管理とガーデニング

7月は気温と日差しが一気に強まり、植物にとっても厳しい季節の始まりです。6月の梅雨を経たこの時期には、“暑さ対策”を念頭に置いた準備と見直しが重要になります。
1. 地植え植物へのマルチング
- 土壌の乾燥防止と地温上昇を防ぐため、バークチップや腐葉土で根元を覆う
- 雑草の抑制にも効果的です
2. 鉢植えの遮熱・移動対策
- プラスチック鉢は高温になりやすいため、素焼き鉢や断熱シートへの変更も検討
- 西日が強く当たる場所から、午前中だけ日の当たる場所への移動もおすすめです
3. 水やりのタイミングと工夫
- 朝または夕方の涼しい時間帯にたっぷりと
- 葉の上ではなく根元に注ぐことで蒸れや病気を防ぎます
4. 花がら摘みと軽剪定
- 花が終わった部分をこまめに取り除くことで、病害虫の予防につながります
- 成長しすぎた枝は軽く整え、風通しを改善しましょう
5. 害虫の再チェック
- アオムシ、ヨトウムシなどの食害に注意
- 自然由来の忌避剤や誘引捕殺など、環境に優しい対策を継続することが効果的です
7月は“守りのガーデニング”が主軸になります。 夏本番を乗り越えるための準備として、植物の負担を軽減しながらも、少しの剪定や水管理で美しさと健康を保ちましょう。