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住宅地内での植物の根の管理

街路樹や公共の空間等で良く見かける事もあると思いますが、植物の根がコンクリートやアスファルトを持ち上げる等の現象は稀に住宅等でも見られる事があります。

  • 今回は実際ご依頼があった事例で、シマトネリコの根が駐車場のコンクリートを持ち上げていて、既存木は生かしつつ、コンクリートのこれ以上の持ち上げを防ぎたいとのお悩みでした。

特に先駆植物と言われる森の一次林に発生する植物の根は比較的浅根性で次の世代の環境を造る役割を果たす為、短いサイクルで急速に育ちます。

主にサクラ等が代表的な樹種かと思いますが、人工的な構造物を壊そうとする性質も持ち合わせます。

主に構造物を破壊している根の種類は支持根といわれる、樹木の体を支えている太く長く張っていく根の事で、植物に水分や養分等を吸い上げる細根の役割とは機能が少し異なります。

植える前の選択肢としてはモミジ等の様な構造物と共生しようとする様な樹種を選択する等で避ける事は出来ますが植えた後で、根を意識した剪定管理によってコントロールは可能です。

基本的には地上部の枝とその枝を支える為の根は連動しており、1本の太い枝や幹を切る事で、それを支えていた根は支持根から細根を増やし結果的に根を選定によりコントロールするという方法です。

樹木の分類で大きく広葉樹と針葉樹とでは、支持根と繋がる枝の向きが異なります。

広葉樹に関しては張り出している枝が例えば右向きに張り出しているのであれば左側の根が連動しています。

針葉樹に関してはこの逆で右側の枝を支える支持根は同じ右側の根を突き出します。

また、この様な性質を理解し、根のコントロールをするにしても一度に大きくできるのか、時期やその樹木の大きさや状態等も含めて場合により段階的にコントロールしていく必要はあります。

もし樹木の根で似た様な事例でお困りの方は専門科にご相談ください。

 

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