庭造りの計画で理解しておきたい計画の順番の大切さ。
庭や外構を計画する際に素材から選び始めてしまう方が少なく無い様に感じます。
素材というのはあくまでもデコレーションの部分に位置するもので、その時気に入った材料だからと言って、色々なテーマ性のある材料を混ぜてしまうと全体のテーマから崩れてしまう事が少なくありません。
先ず全体の動線や骨格が決まった後に注意しなければいけないのは、全体のテーマ性の統一になります。
大きく分けて和風なのか、洋風なのか・和風の中でも川の景色が良いのか山の景色にしたいのか等、それによって選ぶ材料は絞られてきます。
材料が一般的に目につきやすくなり、選択肢が増えすぎているからこその欠点になってきている様に感じています。
現代の環境にも言える事かもしれませんが、なんでも選ぶというのは何も選ばないのと一緒な結果で大枠の絶対大事な部分から決めていく事が庭づくりの計画においても大事なポイントになるのではないかなと思います。
これからの計画で先ず一番譲れないものから今一度計画をし直してみませんか?