昇り竜を意識した曲線の園路を地面に描く
使い勝手はもちろん限られた庭というスペースで景色を楽しむ為に園路というのは重要な部分となります。
景色の中に溶け込んだ時に川の流れに見えたり魚の形など何か生き物や自然物に見えたり。
椎乃庭では園路を造るときになるべく何かを意識して作ります。
それを表現するのに材料を変えたり組み合わせたり材料を見極め選びます。
今回使用したのはカナディアン・グレイ・バサルト・クレイジーというカナディアン・ロッキー山脈から届いた玄武岩です。
庭造りの要望に合わせて国産、外国産問わず色々な石を使います。
今回はナチュラルで洋風という施主様からの要望で石の表情が豊かで色味の主張が少ないこの石を提案させて頂きました。
所々に石材を使用し、真砂土の洗い出しの園路を造る計画です。
まるで地面がキャンパスの様に流れを造って行きます。
雨が降ったり止んだりと今週は天気が悪そうなので仕上げの報告はまた後日