いよいよ造園工事着工!先ずは木材選び・加工作業!
カキやクリ、秋の味覚が色づき始める今日この頃。
日に日に気温も下がり肌寒さを感じる日も続くと、いよいよ秋の訪れを感じる季節となりました。
体調管理に気を使う時期でもありますが椎乃庭便りをお楽しみの皆さまはお元気でしょうか?
そういう問いを投げかけた私は季節の変化で体調を崩した中の1人です。
そんな環境下の中ですが以前より依頼のあった庭の工事が着工しました。
今回のお施主様は庭に鳥が運んできたカキやノブドウ等の自然に生えてきた樹木を大切に育て、今ではそのカキの木を主木とする庭を造った施主様からのご依頼によりウッドフェンスやパーゴラ等のテラス空間の改修工事のご依頼を頂きました。
先ずは市場へ資材調達。
物造りは材料選びから。
地産地消、千葉育ちの材料を求めて。
山と呼ばれる高い山は無い千葉県ですがまさに千葉の土地が育てたブランドの木材が集まる場所。
製材前の転がっている原木はまさに千葉県産、その土地の気候風土で育った材料をその土地の環境で使う。
強度、耐久性共にその土地で取れたものを使うのが良いとされる地産地消は、その材が製材されてなお生きていた頃の記憶があるかのようです。
脇道に話がそれてしまいましたが材料を調達。
ヒノキにスギ材、角が尖ったもの、表面にざらつきのあるもの、その他、加工の十分では無い材料もあるので最後の製材加工は自分で行います。
久々の置き場での作業。
サイクリングロードに隣接した置き場には訪問者が多くカワセミ(鳥)を追う写真家やお散歩の最中に立ち寄る方々でしばし賑わいを見せる中での面取り加工(木材の角を削る作業)、プレーナー加工(木材の表面を削る作業)を行います。
1キリ、2ノミ、3カンナ、良くお世話になっていた宮大工さんに教わった言葉で大変な作業の順番を表しているらしいです。
今回は3カンナの作業はさすがに機械を使用しての作業でしたが面取りはこの言葉を教えてくれた大工さんから頂いたカンナを利用しての手作業で行う事にしました。
解らないようでちょっとした事で変わる気付きずらいひと手間を惜しまず材料の加工は終了!
いよいよ現場での仕上げ作業となります。
次週作業風景等も紹介出来たらと思います。