真砂土による園路の洗い出し
園路の下地も完成し、いよいよ真砂土の洗い出しによる仕上げに入ります。
椎乃庭の園路工事の仕上げ材として登場するこの真砂土とは何かこのブログを閲覧している中でご存じない方もいるかと思うので少し説明したいと思います。
真砂土とは日本人には馴染みの多い御影石等の花こう岩が風化して砂状になった土壌で土と呼ばれているがどちらかというと砂っぽい質感も残しています。
土を観察すると御影の風化の進んでいない白い御影石の塊があったり細かい金色の粒子が光っていたりこの真砂土の中には様々な鉱物が混じっているのが観察されます。
その為、椎乃庭では園路など仕上げ材としてこの真砂土を使用する事が多いのですが表面の仕上がりに変化が富み歩いても観察しても楽しめる園路となります。
洗い出し作業中に良く金色の粒子などがキラキラ光り浮き立って見えるのが綺麗で思わず作業中にも観察してしまいます。
今後、園路脇に植栽を配置して完成が楽しみです。