野花を活ける。
かつてない台風被害の対応に追われ、ふと気が付けばキンモクセイの花が開き始めていました。
温暖化や異常気象、近年の自然災害では予想以上の事が起こる様になり日本の四季や節季等だけでは区分できなくなってきている様に感じさせられる様な近年の災害。
季節感さえ忘れさせられる様な以上気象の中でも気温や日照条件で花や季節感を伝えてくれる植物には、毎度感心をさせられます。
昔から農家の人達が季節を読み解く上で植物を利用してきた意味を感じさせられるようです。
実りの秋、食べ物もおいしい時期ですが季節に咲く野花。
ススキにヒガンバナ、ガマやキスゲ、普段はうっとおしく思っていた雑草等、秋口は野山や道端等にある植物を楽しむのには楽しい季節でもあります。
私も季節を肌で感じながら仕事をしている職業柄、個人的に生け花等を楽しだりもしています。
これから春先に向けて紅葉や枯れた姿、花の季節等、春先まで季節を楽しむ素材が沢山あります。
この椎乃庭便りをお楽しみの皆様もこの機会に普段の植物の観察をしてみてはいかがでしょうか?